演歌の人気と歴史

着物姿の男性

日本には、西洋の音楽とは大きく異なる音楽が、数多く存在していますが、そのなかでも演歌は、最も多くの人々に親しまれているものと言えます。 一年で、国民が最も見る音楽番組として有名な、年末の紅白歌合戦では、最後のトリを務めるのは、ほとんどがベテランの演歌歌手であることからも、その人気ぶりを理解することが出来るのです。 また、その人気度を測る物差しとして、音楽CDからもその一端を垣間見ることが出来ます。 演歌の場合には、若者の音楽のように、一気に売り上げがトップになるというよりも、長い時間をかけて売れ続ける傾向があるので、最終的な売り上げが、意外なほど高くなることがあるのです。 加えて、演歌はディナショーでとても人気がありまして、これによる売上がとても大きいことでも知られています。

次に、演歌のこれまでの経緯についてです。 演歌は、さまざまな音楽の影響の中で生まれたのですが、昭和初期のころにその型が、今の原型になってきたと言えます。 そこに、戦後からの急速な経済成長が加わりまして、これらの歌を世の中に伝えるための媒体が発達しましたので、多くの人の耳に演歌が届くようになったのです。 また、美空ひばりを代表とするような、多くのヒットを出す歌手が、どんどん生まれるようになりました。 このため、都市部ばかりではなくて、演歌歌手になる夢を抱いて、地方からもたくさん有能な人々がこの道を志すようになったのです。 このため、演歌はより洗練されるようになりまして、今でも多くの国民の心を捉えているのです。